令和の10代が選ぶ、「好きなインフルエンサー」紹介！人気のポイントは“裏表がない” こと

2022.05.31

#Youtube　＃Z世代　 #インフルエンサー

10代の男女、93名に「好きなインフルエンサー」を聞いてみました！
集計結果と共に、人気のポイントを考察していきます！

ABEMA「今日、好きになりました。鈴蘭編/向日葵編/卒業編2022」に出演し、裏表がなく、明るい性格で人気を集める19才

現在はSNS雑誌「思春期録」の専属モデルやアイドルグループ「Lapilaz」の一員として活動中。

Twitter、Instagram、TikTok等では歌やダンスを披露するなど、幅広く活動の場を展開している。

ファンのコメント：

「かわいくてオシャレだし、面白かったり優しかったりファンとの距離が近かったりいろんな個性があるから憧れる！」

「どんなに有名になってもずっと応援してきたファンの事も大切にしてくれる、そういうとこめっちゃファン思いだし、モチベにして頑張れるような素敵な心を持ってて私の生き甲斐でいてくれるところ！！」

人気のポイント：
「今日好き」では、高校生たちの恋愛模様がリアルに描かれており、裏表のない彼女のパーソナリティが、透明性を求めるZ世代から人気を得ている。また、ファンのコメントには全てに目を通し、イイネをつける、ファンを想って動画内で涙するなど、ファンへの愛情が見られるところも「推し文化」の根付いているZ世代にとって、ファンでい続けたいと思う理由になっているのではないだろうか。

ABEMA「今日、好きになりました。秋桜編/花梨編/蜜柑編」に出演し、話題になっている18才の現役高校生。

「今日好き」では岡田蓮とカップルが成立し、2人での人気も高い。

主な活躍の場はYoutube、そのほか、TwitterやInstagram、TikTokなどでも女子高生の過ごす日常を発信している。

ファンのコメント：

「今日好きで見て、ゆなちゃんは可愛くて蓮くんはかっこよくて好きなカップルだった」

「かわいくて、投稿がおしゃれー！」

人気のポイント：

増田彩乃と同様、「今日好き」で、想いを正直に伝える、まっすぐな性格が人気を得た理由の1つだと考えられる。また、番組内で共演した岡田蓮とのカップルでの様子をSNS上に公開していることで憧れを感じているファンも多い。Youtube上では、自身の悩みを打ち明けたり、ファンの相談にのったりなど、現役高校生ならではの“リアル”で“身近な”パーソナリティーが人気を呼んでいる。

2018年に結成された5人組のYoutuber。

チャンネル登録者数は約340万人（22年6月現在）と、10代～20代の若年層を中心に人気急上昇中。

ファンのコメント：

「面白くて、かっこいい。そして、遅れる時、インスタライブをしてくれたり、ストーリーを出してくれるから」

「努力してて自分のモチベーションになる！」

人気のポイント：

「地元ノリを全国ノリに」をスローガンに掲げて活動する彼ら。Youtuberとして圧倒的な人気を誇り、各個人のSNSでもそのルックスとファッションセンスでフォロワーを集めていながら、動画の内容は「放課後の延長」、同級生男子が放課後に遊んでいるようなギャップがある。“上から”押し付けられるのではなく、“対等な”目線を好むZ世代だからこそ、地元にいそうな近い距離感が人気のポイントだろう。

2016年に結成された2人組のYoutuber。

チャンネル登録者数は約460万人（22年6月現在）と、日本のコンビYoutuberとしてはトップの人気を誇る。ヒップホップデュオとしても活躍しており、ソニー・ミュージックレコーズからメジャーデビューも果たしている。

ファンのコメント：

「YouTubeがおもしろい！青春って感じする！」

「かっこいいし、可愛いし、面白いし、長尺動画でも飽きずにみてられるから。」

人気のポイント：

コムドット同様、ビジュアルの良さもさることながら、“ディズニー1万円企画”や“誕生日ラップ”など、定番の企画で見せる2人の仲の良さが人気を集めている理由の1つだと考えられる。また、彼らの仲良しYoutuberとのコラボ動画も多く、友人同士でワイワイと遊んでいる様子が、Z世代でも身近に感じられるのかもしれない。

小学生の時から、実兄である怪盗ピンキー（Youtuber）の動画に出演し、人気を集め、

現在はYoutuberとしてだけでなくPopteen専属モデル、TikTokerとしても活躍中。

ABEMA「彼とオオカミちゃんには騙されない」にも出演。

ファンのコメント：

「ファン思いで努力家でとにかく明るいから！」

「面白くて、見てるだけで元気が貰えるから」

人気のポイント：

幼い頃からYoutubeを中心に活動し、Popteenの専属モデルになるまでの過程や、日常の過ごし方など、裏表なくSNSに投稿していることで、彼女の成長の様子を間近に見ることができるのが特徴。「人前に立つ仕事がしたい」という確固たる軸のもとで、幼少期から努力する姿に、“自分も頑張ろう”と自己投影し、モチベーションを向上させるZ世代も多いのだろう。

考察：

スマホネイティブな10代は、今までの世代のように情報を「取りに行く」スキルよりも、膨大な情報の中「取捨選択」をするスキルが磨かれている。
そのため、企業やブランドに対して”透明性””信憑性”を求めるのと同じように、インフルエンサーやYoutuberに対しても”裏表のなさ”を無意識に求めているようだ。
お小遣いで生活をやりくりしなければいけない、また学校があって可処分時間も限られている中で、
自身がそのインフルエンサーやYoutuberに対してお金や時間をかけて”推す”に値するのかどうか、を見極めるためにも自分たちに嘘をついていないかどうかを探っているのではないかと考える。