【YOUTHClip CINEMA GUIDE vol.30】今週の映画セレクション/『5秒で完全犯罪を生成する方法』
毎週月曜日にお届けする連載企画【YOUTHClip CINEMA GUIDE】今週の映画セレクション。
本コーナーでは、現役大学生で構成されたYOUTHClip編集部員が、“今観てほしい”おすすめの映画をセレクトし、その魅力をご紹介します。
今回取り上げるのは、2026年9月11日に全国公開を迎える、オリジナル脚本の『5秒で完全犯罪を生成する方法』です。
目次
1.キャストスタッフ&ストーリー
2.今この時代に、生成AIを題材にした物語
3.タイトルに隠された本当の意味とは…驚きの結末

1.キャストスタッフ&ストーリー
出演:重岡大毅 原菜乃華
田中みな実
伊藤歩 黒田大輔 森岡 龍 九十九黄助
石丸幹二
監督:近藤亮太
原案・脚本・プロデュース:岡田道尚
配給:ギャガ
航の携帯に、高校生の妹・幸来からの電話がかかってくる。航が幸来のもとへ駆けつけると、そこには妹の部活顧問である教師の遺体があった。意図せずに教師を殺してしまったという妹を守るため、航がとった行動は、生成AIに「完全犯罪を成立させる方法を教えてください」というプロンプトを打ち込むことだった。しかし、予期せぬ事態が次々と発生し、2人は事件へ巻き込まれていく。そんな2人の前に謎の女・七希が現れ、事態はさらに悪化。航と幸来は窮地へと追い込まれていく。
2.今この時代に、生成AIを題材にした物語
生成AIが私たちの生活に身近な存在となり、文章や画像の作成など、さまざまな場面で活用されるようになった今。本作は、そんな生成AIを題材に「完全犯罪」という物語を描いています。かつては遠い未来の話のように感じられたAIが、今では誰もが日常的に触れられる存在になったからこそ、作品の設定にもリアリティを感じられます。
3.「5秒」とは…驚きの結末
本作を観るうえで注目したいのが、「5秒で完全犯罪を生成する方法」というタイトルです。物語が進むにつれて、タイトルに込められた意味が少しずつ変化していき、最後には思わぬ形でその意味が明らかになります。結末を知ることで、それまでの物語を振り返ったときに、また違った見方ができるのも本作の魅力です。タイトルの「5秒」が何を意味するのか、ぜひ最後まで注目して観てみてください。
4.だからZ世代に届けたい
今や、分からないことを調べたり、文章を作ったり、アイデアを考えたりするときに、生成AIを使うことも珍しくありません。特に私たちZ世代にとって、生成AIは遠い未来の技術ではなく、日常の中にある身近な存在になっています。
だからこそ本作は、ただのサスペンス映画としてではなく、今の時代を生きる私たちに観てほしい作品です。便利な生成AIを、私たちはどこまで頼り、どこから先を自分自身で判断するのか。本作を通して、普段何気なく使っている生成AIとの向き合い方について考えるきっかけになるのではないでしょうか。
Tel:03-6712-5946
記事:西村衣湖