映画『だぁれかさんとアソぼ?』で奥山衣緒理役を務めた、小國舞羽さんに単独インタビュー!
7月24日(金)公開の映画『だぁれかさんとアソぼ?』で奥山衣緒理役を務めた、小國舞羽さんに単独インタビューさせていただきました。
・本作の見どころを教えてください。
テープレコーダーに日付と名前を吹き込むと名前を吹き込まれた人は死ぬ、という若者の間で密かに流行る遊びがモチーフになっていて、学校という親近感のある場所が舞台ということでより一層恐怖を味わえるような作品になっていると思います。自分の身に起きないように気をつけないと、と観た後に感じるような作品です。
・ご出演が決まったときの心境を教えてください。
まずは本当に嬉しいという気持ちがあったのですが、「本当に私なのかな?」「何かの間違いじゃないかな?」と思ってしまうくらい信じられなかったです。実はオーデションでは、複数の役を受けていたのですが、私がやらせていただくなら衣緒理かなと個人的に感じていたので選んでいただけてすごく嬉しかったです。

・演じられた奥山衣緒理はどんな人物ですか?
衣緒理は、アニメや漫画が好きなオタクで、SNSを見ながら常に流行を掴んでいるような女の子です。学校でもメイクやネイルを派手にしていて、一見、問題視されていそうな雰囲気はあるのですが、自分を持っている強い女の子だと思っています。可愛いを追求して自分の好きなものを身に付けている衣緒理の姿が、現代の女の子たちに力を与えられるような存在になれたらいいなと思いながら演じていました。
・小國さんご自身との共通点はありましたか?
私もアニメや漫画が好きで、寝る前には必ずスマホでマンガを読むのが日課になっているので、オタクなところが共通点だと思います。あとは、お洋服やメイクに興味があったり、系統の好みは違ってもオシャレが好きな気持ちは衣緒理と同じです。
・ハーフツインにキラキラなネイルという派手目な系統は新鮮でしたか?
とても新鮮でした。この作品に合わせて髪を茶色く染めたのですが、オシャレにお金をかけることが衣緒理の幸せなんだろうな、と役作りの段階からすごく感じていました。時間のかかるハーフツインにして、リボンまでつけちゃうようなこだわりの強さが衣緒理らしくて可愛かったです。

・台本を読んだ感想と、撮影が始まるまでのお気持ちはいかがでしたか?
セリフ量や出演時間など、想像していたよりもたくさん衣緒理のシーンをいただけているなと感じました。本作にとって重要なメンバーの一員になれたことがすごく嬉しかったのを覚えています。
・清水監督とは役についてなにかお話をされることはありましたか?
私自身が現役高校生に近い年齢だからこそ、言葉遣いやノリなど、より現代的で自然になるように提案させていただいたり、「言いやすいように変えていいよ!」とアドバイスもいただきました。
・気軽に提案できるようなあたたかい現場だったんですね。
清水監督は金髪でサングラスをかけていて、真顔なときが多いので勝手に怖い印象があったのですが、本当にお茶目で面白い方だと今回の現場で知ることができました(笑) 監督という立場でありながらも、親しくお話できるような距離感でいてくださったので、自分が悩んでいることや役に対する提案なども気軽にさせていただけて本当にありがたかったです。

・学生キャストは全員10代(撮影時)とのことですが、同世代のみなさまとのご共演はいかがでしたか?
怜衣(向井怜衣)は、私が高校1年生のときに知り合ってからずっと仲がいいので、現場にいてくれてすごく安心できました。あんなちゃん(星乃あんな)とか染谷隼生くんが現役高校生なので、一緒に話して、役にも生かせるような”高校生らしさ”を吸収させてもらっていました。
・撮影の待ち時間や移動時間でもみなさん仲良く過ごされたみたいですね。
朝早くから撮影して、夜遅くに現場から東京に帰るバスのなかでも人狼ゲームをしたり、常にみんなでワイワイ話していました(笑) 疲れているはずだから絶対に寝るべきなのに、楽しいが勝ってしまうところがみんな若いがゆえのパワーだなと思います(笑)

・小國さんは怪奇現象やオカルトなど信じるタイプですか?
信じたくないタイプです!(笑) 信じてしまったら霊感が生まれてきてしまう気がして、できれば怖い思いはしたくないので信じないようにしています(笑) 占いとかも極力気にしないようにしていますが、しっかり信じているタイプの友達から聞く心霊の話とかはちょっと興味がありますね。
・普段ホラー作品はご覧になるのでしょうか?
ホラーがあまり得意ではないので、話題になっている作品があればときどき映画館で観るくらいです。観た自分が呪われたらどうしようって不安になってしまうので…(笑)
最近公開された清水監督の『口に関するアンケート』は観ました!これもいわゆる呪い系の作品ではありますが、自分で考察できるようなミステリー要素が含まれていて、そういうストーリーの作品はすごく好きです。

・ホラー作品の現場では怪奇現象が起きる、といったジンクスがありますが実際になにか不思議な体験はされましたか?
私はあまりなくて、しいて言うなら学校のシーンで後ろに貼ってあるポスターが落ちてきたくらいです。それこそ信じたくないタイプの私は、怪奇現象じゃなくて自然の摂理だと思うようにしていたのであまり怖くはなかったです。でも、怜衣が一度体験したと聞きました。
・どんな体験ですか?
怜衣の重要なシーンで、芝居場が中と外で分かれていたので、「外から監督の声がかかったら芝居をスタートして」と指示が出ていたんです。それで、中にいる怜衣は監督の声が聞こえたタイミングで芝居を始めたのですが、実際監督はまだ合図を出していなくて…。中にいる怜衣やスタッフさんは、「声が聞こえたからスタートした」と言って、外にいる監督たちはみんな「言っていない」と言う、みたいな不気味な体験があったみたいです。その話を夜に聞いたということもあり、ホラー映画の撮影をしているんだなと実感しました。
・本編をご覧になって印象に残っているシーンを教えてください。
ホラー映画は、ドキドキハラハラするような恐怖が続いて、終始緊張が張り詰めたような印象があったのですが、この作品はただ怖いだけはないなと感じました。お笑い芸人の阪本さん(マユリカ)が出演されているのですが、怖いシーンが続くなかで一瞬緊張感をほぐしてくれるような存在でした。心臓が止まりそうなくらい恐怖を感じたあとに、感動的な姉妹のシーンが流れたり、感情が忙しかったです!(笑) ホラーでありながらも泣けるシーンもあって、自分が出演していることを忘れてしまうくらい楽しんで見ることができました。

・最後にこれから本作をご覧になるZ世代のみなさまにメッセージをお願いいたします。
私のファンのみなさんはホラーが苦手な方が多いみたいで、「舞羽ちゃんが出るから観たいのに怖い!」という声をたくさんいただきます。先に鑑賞した私からの感想としては、怖い以外にもたくさんの感情が生まれる物語だと感じましたし、現代の学校が舞台ということで見やすい作品になっていると思います。たしかに怖いけれど、それを超える面白さ、満足感を味わうことのできる作品ですので、ぜひ少し冷える夜に観に行っていただきたいです!
【作品概要】
映画『だぁれかさんとアソぼ?』7月24日(金)全国公開
出演:鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER)
星乃あんな、大西利空
向井怜衣、小國舞羽、室はんな
マキタスポーツ(友情出演)/オクイシュージ、菜 葉 菜、染谷隼生/穂紫朋子
染谷将太
監督:清水崇
脚本:角田ルミ 清水崇
配給:松竹
©2026「だぁれかさんとアソぼ?」製作委員会
【ヘアメイク】
KOHANE(TOKYO LOGIC)
【スタイリング】
otome
Tel:03-6712-5946
取材・記事・撮影:根市涼花