ドライブの定番ソングと聞いて一番に思い浮かべる曲は何ですか?
平成、令和と時代が移り変わっていく中で音楽の流行も変化を見せています。
時代が変わっても色褪せることなく聴かれ続けている定番曲や、現在流行している曲など、ドライブで好まれる曲の共通点を調べました。近年加速している若者のテレビ離れや、SNSの影響力など、音楽の流行から読み取ることができた部分についても詳しくまとめました。
大塚愛 / さくらんぼ
mihimaru GT / 気分上々↑↑
YUI / CHE.R.RY
GReeeN / キセキ
嵐 / Love so sweet
back number / 高嶺の花子さん
スピッツ / ロビンソン
桑田佳祐 / 波乗りジョニー
広末涼子 / MajiでKoiする5秒前
ケツメイシ / 夏の思い出
MONGOL800 / 小さな恋のうた
aiko / ボーイフレンド
平井堅 / POP STAR
ORANGE RANGE / イケナイ太陽
Mr.Children / HANABI
ZONE / secret base〜君がくれたもの〜
広瀬香美 / ロマンスの神様
BUMP OF CHICKEN / 天体観測
Official髭男dism / Subtitle
SEKAI NO OWARI / Habit
YOASOBI / 群青
米津玄師 / KICK BACK
Vaundy / 怪獣の花唄
DiSH// / 沈丁花
あいみょん / マリーゴールド
藤井風 / ガーデン
Aweaome City Club / 勿忘
Tani Yuuki / W / X / Y
Saucy Dog / シンデレラボーイ
マカロニえんぴつ / なんでもないよ、
優里 / ドライフラワー
HoneyWorks / 可愛くてごめん
BTS / Dynamite
Mrs. GREEN APPLE / 青と夏
緑黄色社会 / Mela!
なとり / Overdose
平成の定番ソングは現代の若者にも浸透している曲がほとんどで、幅広い年代に親しまれている印象があります。反対に令和の定番ソングは若者中心であり、「この曲は家族みんな知っている!」といったような幅広い年代への浸透性は低いように見受けられます。 令和の定番ソングとして挙げた曲の約半数は、ジャンル問わず多くの流行を生みだしているSNS「TikTok」でバズり(SNSやインターネット上で多くの人から注目を浴びること)、有名になったといわれているものです。 「TikTok」のユーザー層は、10代女性と20代男性が多く占めているとされ、ユーザーの年齢層が低いアプリとなっています。そのアプリが流行を生み出す場となっていることで、音楽の流行にも年代別で差が生まれていると思われます。
そして、平成のドライブソングの特徴としてドラマの主題歌に起用され人気になった曲が多いことが挙げられます。SNSが現代ほど普及していなかった平成は、娯楽の中心にテレビがあり、テレビドラマの視聴率や影響力が非常に高い時代でした。
現代は、幼い子供でさえもスマートフォンを操作して個人の時間を充実させており、家族で食卓を囲んだりテレビを見たりする時間が減少しています。
目的地の決まっているドライブには、その場所に向かう「行き」と自宅まで戻る「帰り」があります。
平成、令和ともに「行き」と「帰り」で流したい曲に違いがあるという共通点がありました。
「行き」の車では気分が上がるような盛り上がり重視な選曲
mihimaru GT / 気分上々↑↑
ORANGE RANGE / イケナイ太陽
Vaundy / 怪獣の花唄
Mrs. GREEN APPLE / 青と夏
「帰り」の車では落ち着いていて雰囲気重視な選曲
ZONE / secret base〜君がくれたもの〜
スピッツ / ロビンソン
Aweaome City Club / 勿忘
藤井風 / ガーデン
スピッツ / チェリー
YUI / CHE.R.RY
サザンオールスターズ / いとしのエリー
MONGOL800 / 小さな恋のうた
上記のようにリリースから10年以上経った曲でも現代の若者に深く浸透し、愛されている定番曲もあります。
平成と令和のドライブ定番ソングが変化していく背景には、SNSの普及や若者のテレビ離れが大きく関係していることが分かりました。これから益々情報社会となっていく日本で、音楽の形や流行も大きく変化していくのではないでしょうか。その中でもスピッツの「チェリー」やMONGOL800の「小さな恋のうた」など、親世代から現代の若者まで、時代が変わっても色褪せることなく愛され続ける名曲もあります。10年後、20年後にはどんな曲が受け継がれているのか、音楽の形がどこまで進化するのか、これからの変化がとても楽しみです。