最近あたたかい日が増えてもうじき春が訪れますが、みなさん今年はどんな冬を過ごしましたか??
春を前に今年の冬を振り返ろう!ということで今回は2024年冬ソング特集です♪
大人気アーティストの新曲や、話題のドラマの主題歌など、今年の冬を彩った4曲をご紹介!
『クリスマスソング』や『ヒロイン』、『西藤公園』など数々の冬ソングを生み出してきたback numberの新曲。
2023年12月に曲の一部が解禁され、ファンの間では『風の強い日』や『春を歌にして』などがリリースされた頃のような昔のback numberを感じる新曲だと話題に。この2曲の特徴は、「何より悲しいのは君が僕に会えなくても平気ってゆう事」(『春を歌にして』)や「あなたが思うような人にはなれなかったよ あなたが思うよりずっと変わろうとしていたんだよ」(『風の強い日』)という歌詞から分かるように、好きな気持ちを好きなまま蓋をするやりきれなさと切なさが歌われていることです。今回リリースされた『冬と春』にも「春がそっと雪を溶かして今見せてくれたのは選ばれなかっただけの私」や「雪がずっと雪を降らせて白く隠していたのはあなたとの未来だとばかり」など、叶わなかった恋愛を示唆する歌詞が書かれています。「そんな馬鹿みたいな終わりに涙を流す価値はないわ」と失恋の痛みを強がって堪えているような歌詞から始まり、最後は選ばれなかったことを素直に嘆く「あなたがよかっただけの私」で終わるのがまた切ないですよね。ラスサビの「私じゃなくてもいいなら私もあなたじゃなくていい」は本心なのか強がりなのか、聞く人によって様々な解釈が生まれるという部分もback numberが手がける曲の特徴の一つ。雪解けと同時に恋の魔法が解けてしまった悲痛な胸の内を歌う、切ない冬ソングでした。
韓国人俳優の起用で話題沸騰中のTBS系ドラマ『EyeLoveYou』の主題歌。
以前YOUTHClipでも「火ドラ『EyeLoveYou』で話題!可愛すぎる犬系男子 チェ・ジョンヒョプって何者!?」の題名で取り上げたドラマで、放送開始から高視聴率をキープし続け、毎話放送後にはSNSでトレンド入りするなど2024年の冬を代表する作品となりました。主題歌を務めるバンド、Omoinotakeは島根県出身のメンバー3人で2012年に結成。2021年、アニメ『ブルーピリオド』のオープニングテーマ『EVERBLUE』でメジャーデビューを果たした、今大注目のピアノトリオバンドです。『EyeLoveYou』のために書き下ろされた曲「幾億光年」は、ピュアで一途な登場人物たちのラブストーリーをさらに盛り上げてくれるような曲となっています。「幾億年の距離を超えて 輝きを伝う星のように」自らが光となり、「君が迷子にならないように瞬きもせず照らして待ってる」という愛の伝え方がすごく素敵ですよね。2月16日にはYouTubeチャンネルTHE FIRST TAKEにて「幾億光年」を披露し、2月21日現在で135万回再生を突破。寒くて暗い冬の中に光を差してくれるようなあたたかい曲でした。
“毎話泣ける月9”と話題のフジテレビ系ドラマ『君が心をくれたから』の主題歌。
初恋の人、太陽くんの命を救うために自身の五感を差し出す決断をした主人公の雨が、回を重ねるごとに味覚や嗅覚、触覚を失っていく残酷なストーリー。残酷でありながらも、当たり前に過ごしていた時間の尊さを実感させられ、今を生きる人々が見落としている幸せに気づかせてくれるような、希望を感じる作品でもあります。感情を大きく揺さぶられるドラマの中で、宇多田さんの優しい歌声と「in it with you(あなたと一緒に始めましょう)」とつづられた歌詞は、視聴者の心の安定剤になるような優しい曲となっています。歌詞やメロディから冬らしさを感じる部分はありませんが、ドラマ内で冬の情景とともに流れていることから冬の印象を強く持たせる曲でした。
イントロのベルの音から冬やクリスマスを感じる、TikTokで人気のラブソング。
『あのさ』や『ねぇ、私』、『純情』など健気に相手を想う優しい失恋ソングを多く生み出しているberry meetがこの冬だした『月が綺麗だって』では、好きな人に「月が綺麗だね」と言えない自分に情けなさを感じながらも諦めきれない恋が歌われています。溢れる感情をのせて歌われたサビが特徴的で、クリスマスにはカップルの歌詞動画の音源として多く使用されました。最後まで聴くと「どうしたって諦められないから」や「僕じゃだめかな」という歌詞からまだ片想いの状態であることが分かりますが、サビの「この胸が張り裂けそうで泣きそうなくらい愛しく思ってる」の部分は両想いのカップルにも刺さる歌詞となっているため歌詞動画に多用されたと推測できます。berry meetは『あのさ』の頃から注目しており、「次に必ず流行る!邦ロック(失恋ソング)特集」でも取り上げたバンドでこれから流行るというYOUTHClipの予想は見事的中!片想いが辛くても相手を思いやれる優しさと、恋をした自分自身を認めてあげられるようなあたたかさが特徴のberry meet。ますます人気を集めること間違いなしです!
今回は2024年を彩った冬ソング4曲をご紹介しました。
冬ドラマの主題歌として起用された曲にはやはり冬のイメージが定着しますね!
華やかさの中にどこか切なさを感じる冬ソング。もうすぐ春が訪れますが、今回ご紹介した4曲はどの季節に聴いてもきっと心を満たしてくれるはずです。ぜひこの4曲とともに素敵な冬の終わりをお過ごしください!
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