皆さんは「蛙化現象」という言葉を耳にしたことはありますか?
蛙化現象という言葉は、主にこれまで好きだった相手に好意を寄せられた瞬間、相手のことを嫌いになってしまうという現象に対して使われます。
グリム童話の「カエルの王さま」から語源が来ている蛙化現象ですが、ここ最近TikTokで取り上げられたことでZ世代の中で多用されており、現在様々なメディアで取り上げられています。
Z世代50名を対象に蛙化現象の認知度を調査したところ、99%が「蛙化現象」を知っているもしくは聞いたことがあると回答しました。
では実際に今話題になっている蛙化現象を経験したことがあるというZ世代はどれほどいるのでしょうか。そしてなぜ蛙化現象が起こってしまうのでしょうか。
今回はZ世代の蛙化現象への意見や恋愛事情を調査しました。
Z世代50名に蛙化現象の経験の有無について調査したところ、14人が実際に蛙化現象になった経験があるという結果になりました。
蛙化現象という言葉の浸透率から考えると少々意外な結果に思えますね。
それでは、実際に蛙化現象になったことがあるというZ世代の意見を取り上げていきたいと思います。
「実際に蛙化現象になったことがある」と答えた方の意見は主に、
・ずっと好きだった人に、告白された瞬間気持ち悪くて嫌いになった
といった「好意を持たれたことに蛙化を起こしている」パターンと、
・授業中の手のあげかた、先生から注意を受けている姿を見ると「うわぁ、なにいまの、、むりむり、きもいかも?」と思ってしまうことがあった。
・パスタをすすって食べる
といった、「相手の行動に蛙化を起こしている」パターンの二種類に分かれました。
それでは実際に蛙化現象が起きてしまうのはどのような原因があるのでしょうか?
今回寄せられた意見の中で、蛙化現象が起きる人には共通の理由があるように思いました。
それは、蛙化現象を起こす人は相手に対して幻想を抱いているということです。
例えば、相手に対して、かっこいいやクールなど特定のイメージがあり、その印象で好きになった場合、関係性が変わりその印象が崩れてしまうと「思っていたイメージと違う」と考えてしまうのです。
そのイメージの崩壊は特定の相手に対して抱いている幻想や、全ての異性へ抱いていた幻想など様々です。
SNSが普及し、個人のイメージを形作ることができるようになった現在だからこそ起きている現象なのではないでしょうか。
以上がZ世代の蛙化現象に対する意見や恋愛事情まとめでした。
世の中には様々な恋愛がありますね。
今もしこの記事を読んでいる方で蛙化現象に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、是非参考にしていたけると嬉しいです。
Tel:03-6712-5946
記事:鹿野 七々華(Youth Clip編集部)