現役大学生の私が韓国で1か月暮らして感じた、韓国のリアル5選をお届け!
渡韓3回目にして初めて気づいたことや、日本人はきっと驚く韓国での日常など、実体験エピソードも交えてまとめました!
ドリンクは基本薄め!!
韓国では大学のキャンパス内を歩く学生の半数ほどが片手にドリンクを持っていたり、お店の入り口にドリンクホルダーが設置されていたりと、飲み歩きの文化が盛んです。私も授業の10分休みにカフェで紅茶ラテを買ったり、買い物の途中でスターバックスに訪れる機会などが多くありましたが、その中で感じたのが「ドリンクの味が薄い!」ことです!スターバックスでは飲み比べるためにあえて日本にもある抹茶フラペチーノを頼みましたが、抹茶の味も甘さも全体的に控えめであっさりとしていました。韓国人はアイスアメリカ―ノという、エスプレッソを水で薄めたものを飲む習慣が強く根付いているので、ドリンクにおいては濃厚で甘いものよりも薄味でさっぱりとしたものが好まれる傾向があるのかもしれませんね!自分でプッシュして入れるタイプのシロップがセルフコーナーに置かれているカフェも多かったので、甘さが足りない人は調節してみてください!
店員さんが塩対応なのは通常運転
韓国ではコンビニの店員さんが食事をしたり、スマートフォンを見ながら接客するなど日本との違いに驚く方が多いと思います。現役コンビニ店員である私も最初は本当驚きでした!韓国ではコンビニに限らず、オリーブヤングなどでも「これありますか?」と声をかけた際に終始目も合わず無言で商品を手渡されたりなど、冷たさを感じる対応が多いです(笑) なので、「怒らせちゃったかな」「怖いな」と不安に思わなくても大丈夫です!ビクビクして顔を下げていた方が厳しく当たられてしまうことが多かったので、笑顔で胸を張って話しかけてみましょう^^ 日本でも人によって対応の差があるように、もちろん韓国でも優しくて思いやり溢れる方もたくさんいらっしゃいます。たとえば、重いトランクを抱えて階段を上っていた時に一緒に持ってくださる方が滞在中何人もいたり、ナンパから助けてくださる方がいたり、何度も韓国の方の優しさに救われました。近しい人に対する情の深さが韓国人の素敵なところでもあるので、ぜひ壁を取っ払って仲良くなってみてください!
韓国で生活すると肌が綺麗になる!?
韓国での生活が1週間ほど経ったころ、クラスメイトから次々と「韓国来てから肌が綺麗になった!」という声が上がりはじめ、元から肌トラブルの少ない私も肌のキメが細かくなり、化粧乗りがよくなるなど明らかな違いを感じました。確かに韓国人は肌が綺麗な印象があるけれど、食生活や睡眠の質は決して良くなかったのになぜだろう…と考えた末に行きついたのが水です!日本では水道から軟水が流れますが、韓国で流れるのは日本よりも硬い、中程度の硬水。硬水に含まれるカリウムは肌の水分を保持する働きがあることに加え、マグネシウムが腸の働きを促すことによる便秘改善効果もあります。腸内環境が整うことで、ニキビなどの肌荒れが改善されることも期待できます。洗顔などで直接肌につける際にはミネラルは肌を刺激するため軟水の方が優しいそうですが、長期的に滞在し、飲み水や料理で無意識に摂取できることで、自然に美肌効果を得られるかもしれません!
自炊より外食がコスパ最強!
日本では自炊は健康、そして節約のために推奨される傾向がありますが、韓国では断然外食をおすすめします!日本で自炊生活をしている私は、韓国でも自炊をしようとフライパンや箸など自炊のアイテムをたくさん揃えましたが、物価高の影響もあり、スーパーの食材が本当に高かったです。特に卵や納豆は日本の3倍ほどの値段で、ひとつの料理を作るにも1000円では足りないくらいでした。その結果1か月の間、フライパンを使うような自炊は1度もせず、外食とテイクアウトの毎日でしたが、キムチやナムルなどのサービスが付くにも関わらず、値段は日本よりも少し安い印象です!もちろん好みはありますが、私は外食で料理が口に合わなかったこと、がっかりしたことは1度もありませんでした。いつもメニューの写真以上、値段以上の料理が提供されて、大満足な食生活でした!ただし、サラダなどの生野菜を食べられる機会が本当に少ないです!また、魚料理、日本食も滅多になく、気を付けて管理しないとすぐに太ってしまうので注意が必要です(笑)
食べきれなかった場合は店員さんに声をかけると持ち帰り用に包んでくれることがほとんどなので、無理せず美味しく食事を楽しんでください!
地下鉄のドアに挟まれないように要注意!
韓国では転落防止のためのホームドアが設置されている地下鉄がほとんどです。とても安全なように見えますが、このホームドアは電車のドアとほぼ同時に閉まり、閉まるまでの時間も、閉まる際のスピードも日本と比較するとだいぶ速いです。日本では駅員が乗客が乗り切れているか確認してからドアを閉めることがほとんどで、万が一挟まれてもセンサーが反応して開きますよね。ですが韓国では降りる人が多くて乗車にもたついていたりすると容赦なくドアが閉められ、挟まってしまう人が本当に多いんです!さらにセンサーの反応も弱く、すぐに開いてくれるわけでもないので力ずくで開くか無理やり乗り込むしかありません。過去には、男性がホームドアに挟まったまま電車が発車したことで死亡事故も起きています。その影響で安全性を高めるための対策なども取られましたが、日本と同じ感覚でいると、電車に乗り遅れてしまったり、思わぬケガをしてしまう可能性があるので頭にいれておいてください!
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記事:根市涼花