6月28日(金)公開の「言えない秘密」で京本大我さんの幼なじみ役で、主人公をまっすぐに想い続ける等身大の女子大生を演じた横田真悠さんに映画の魅力や撮影エピソードをお聞きしました。
映画の魅力について教えて下さい。
心が穏やかになる音楽の中で2人がすごく素敵に描かれているのが1番の魅力だと思います。そして、ちょうどZ世代の皆さんと同年代のお話でもあるので、将来を選択するタイミングとかでも何か発見があるお話になっていると思います。また、誰かを思うのは体力がいるけれど、それでも一心に思い続けることがすごく素敵に描かれてる作品だと思います。今は1人でなんでもできるし、1人でいることが気軽になっている時代だけど、やっぱり誰かといることで得られる気持ちとか経験とかがあるはずなので、この映画を通して周りにいる人を大切に思う気持ちを大事にしてほしいなと思います。
主人公を真っ直ぐに想い続ける幼馴染役というすごく複雑な心情を表現しなければならない難しい役どころだったと思いますが、役づくりなどでこだわった点があれば教えて下さい。
等身大の、本当にいるよねという女の子像を目指しながらやりましたね。監督が本当に何も言わなかったのですこし不安だったんですけど、後から聞いたら、現場で会った時、もう本当にひかりのまんまだったから俺は何も言わなかったと仰ってくださって安心しました。
キャストの皆さんと仲良くなれたタイミングがあれば教えて下さい!
京本さんも古川さんも最初から優しく接してくださいました。古川さんとご一緒した時はお芝居の話をしたりしました。京本さんはすごく誰にでも対等に接して下さるタイプの方だったので、私も緊張することなく。一緒の空間にいても、何か話さなきゃと思ったりしなかったので居心地の良い現場でした。
30代より上の世代にはここを見て欲しい,Z世代にはここを見て欲しいというシーンがあれば教えて下さい。
現代の作品ではありますが、少しレトロに感じる部分があります。シーンごとにあるどこかレトロな部分に親近感を持って昔の作品を見ている感覚になって頂けたら嬉しいです。Z世代の子はキュンキュンすると思います。京本さんと古川さんの2人のシーンも、すごく自然に笑っているように見えて。切ない部分が多く描かれている映像なので余計に2人の笑顔シーンはキュンキュンできると思います。
ひかりちゃんの魅力を教えて下さい!
幼馴染との恋愛って夢があるし、想像しちゃうじゃないですか。そういう意味ではキュンキュンするのかもしれないけれど、想いが届かないから、、、。でも、行動することの良さは伝わって欲しいし、行動して、でももどかしいという部分がより感情移入できると思います。
最後にZ世代と呼ばれる方々に対して横田様が映画を通して伝えたいことがあれば教えて下さい。
何かに対して想いがある人はやっぱり輝いて見えるし、すごくかっこいいし素敵じゃないですか。例えば歌をやりたいとか、芸能界に入りたいとか何か挑戦したいことがあったりするなら、その想いを恥ずかしいと思わないでほしいです。自分の想いに素直にいてほしいなと思います。
6月28日(金)全国公開
「言えない秘密」
STORY
ピアノ留学から帰国し、音楽大学に編入してきた湊人(京本大我)は、取り壊しが近い旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。 今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれた湊人は雪乃に曲名を尋ねるが、「それは秘密」と耳元で優しく囁くだけだった。 雪乃に会うたびに心惹かれていく湊人はトラウマだった音楽に向き合う事ができるようになっていく。しかしある日突然、彼女は湊人の前から姿を消してしまいーーー。■予告編:https://www.youtube.com/watch?v=kT6mdYSHqew&t=2s
©2024『言えない秘密』製作委員会