近年、若者を中心に邦ロックにハマる人が増えています。
昔よりも聞かれるバンドやアーティストの数も増え、音楽の好みの多様化が進んで来ました。
昔は誰でも知っているような有名なアーティストの曲をこぞって聴くことが多かったと思いますが、最近では10人に好きな音楽を聞けば様々な回答が返ってくるでしょう。
ではなぜ、傾向は変わり様々な音楽が流行っているのか考えていきたいと思います。
まず邦ロックとはなにか。
それは、日本のロックのことですが、最近ではインディーズバンドなどのことを指していることが増えています。
インディーズバンドとは、
自ら楽曲を制作し発表したり小規模の会社と契約するなどメジャーレーベルと契約せずに活動するバンド
を指します。
これについては下記のような様々な理由があります。
1.好きなものが多様化した
2.SNSでの拡散が進んだ 3.サブスクで聴けるようになった 4.顔がかっこいいバンドマンが増えた 5.バンドマンとの距離が近い 6.ドラマなどの主題歌に使われることが増えた
前半5つの理由によってある程度人気になってきたところで、ドラマなどの主題歌に使われ一気に有名になったと思われます。
【1】
ヤングスキニー『本当はね』
王様のブランチ エンディング
【2】
マカロニえんぴつ 『恋人ごっこ』
Spotify CMソング
【3】
Vaundy 『花占い』
日曜ドラマ『僕の殺意が恋をした』主題歌
【4】
マルシィ 『絵空』
オリジナルWEBドラマ『ニューワールドメイカーズ』主題歌
新しい価値観や文化、サービス、ツールにより音楽の趣味嗜好も多様化してきました。
多様化が一般的になったことでみんなと一緒ではいけないというプレッシャーを感じるとの声も。
惑わされることなく本当に自分が好きなものを見つけられる環境でありたいものです。
邦ロック好きの中にも様々な層が入り混じっているため、それが今後どんな影響を与えるのか注視していきたいと思います。
記事:西本 愛由(YOUTH Clip編集部)