2024年8月18日(日)にスタートする新日曜ドラマ「素晴らしき哉、先生!」で大木戸光源役を演じた小宮璃央さんにインタビューさせて頂きました。
今回のキャッチコピーである「先生だって人間だ」というところで、実際に先生も改めて一人の人間であるという事を思いました。 また、生徒の中でも様々なストーリーが描かれており、視聴者の皆さんも共感しやすいものになっているのではないかと思います!
まず、オーディションで今回決まったのですが、この役が決まった時は特に嬉しかったです。オーディションの際に自分の事をどれだけ伝えられるのかを意識し、プロデューサーさんなどに自分の想いを伝えられたのではないかと思います。 また、今回の作品はとても特殊で「クラス替えがない学校」という設定なんです。3年間同じクラスだからこそ、全員下の名前で呼び合うのですが自分は人見知りなので少し緊張しました(笑)
やりたい事はちゃんとやってきたタイプでした!部活は帰宅部だったのですが、部活はやりたくはなかったので・・(笑)あ、でもピアノが弾けるようになりたかったです!共演者の方でギターやピアノ、ドラムを弾ける方がいて学生時代に音楽の才能を開花させとけばよかったなと思います!
※スタッフさんからの裏話として空き時間に現場のピアノを使い小宮さんが「猫踏んじゃった」を弾いていたそうです(笑)
近くの席の共演者の方とサッカーの話やお芝居の話など、普段の学校生活で話すような話から役者ならではの話をしとても楽しい現場でした!特に3年C組の副担任である山添先生役の葉山さんとの絡みが多かったのですが、教室でも講義内でもアドリブをしてくださり、葉山さんの優しさが滲み出ているなと感じました。また、葉山さん自身も過去に生徒役を多くやられており先輩として、貴重なアドバイスをたくさん頂きました。
今回演じた大木戸光源は、貫禄があって威圧感のあるキャラなので、監督からは思っている2・3倍声を低く出して欲しいと言われました。自分は比較的声が高い方なので、普段と違う声色なので大変でしたが、ラストには演じきることができました。
また監督である宅間孝行さんの作品に今回初めて参加させていただいたのですが、他の監督とは全く違う撮り方をされていて高校生のリアルを映像で表現することを追求されていました。本作を通して、細かい部分にこだわって演技することの大切さを学びました。
後半に向けてシリアスな場面も増えてくる中、先生として、生徒として、人としてどう考えるのか。本作を通して様々な角度で、自分が学生時代に気づかなかった新しい視点での考えに気づくことができました。個人的に先生役はまだ早いなって思います!(笑)まだ生徒役がいいです・・・(笑)
責任重大ですね・・!(笑)最近思う事として、様々なハラスメントが多い今、「上司は怒りづらい」「部下は怒られたくない」みたいな空気が、芸能界に限らずどこの世界にもあると思うんです。そんな中、今の若者に足りないものとして「責任感」なのかなって思います。一つ一つの行動に責任感を持って助け合って、より良いものを創り上げることが大切だと思います。今回の作品でも歳が近い生徒役のみんなで言えることがたくさんあったんです。この作品を通してZ世代・10代の視聴者の方々に、「責任感を持って自分の言いたいことを言うことが大切である」という事が伝わって欲しいです!
この作品を通して自分自身の学校生活を見直してみたり、社会人の方でもこんなこともあったなー。と思い出してもらったり、様々な共感ができる作品だと思います。是非「素晴らしき哉、先生!」楽しんで見て欲しいです!
福岡県出身。2002年11月19日生まれの21歳。
2018年8月4日に高一ミスターコン2018グランプリ受賞。
2020年、スーパー戦隊シリーズ『魔進戦隊キラメイジャー』で、主役の熱田充瑠 / キラメイレッド役でテレビドラマ初出演。
現在は俳優として活躍中。
8月18日スタート 毎週日曜よる10時 ドラマ『素晴らしき哉、先生!』
脚本・演出:宅間孝行
音楽:コトブキミュージックラボ
主題歌: 竹内まりや「歌を贈ろう」 (ワーナーミュージック・ジャパン)
企画・プロデュース:清水一幸
プロデューサー:松崎智宏 藤田洋平 川西琢 倉木義典 矢内達也(エー・ビー・シーリブラ)
◆公式 SNS
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取材・記事:坂本菖
写真:富安優斗