2024.08.07
8月1日より、サントリー食品インターナショナル(株)は、次世代の子どもたちの各年齢層に体験・参加型で水への学びを深める啓発施策として、「次世代ウォーター・ポジティブプロジェクト」を始動。
プロジェクトでは主に、『①幼児〜小学生向けイベント』『②小学校授業の展開・拡張』『③高校生主体の啓発活動』があり、その中でも今回先日行われた『③高校生主体の啓発活動』の一環である高校生有志約20名で結成された「ウォーターポジティ部」発表会についてお届けします!
・STEP1:私たちと水の関係性を知る
実際に部内で水をどんな時に飲んでいるかについて話し合い「美容健康のために意識的に量を飲んでいる!」「小腹満たしや、眠気覚ましにも活用している」「想像以上に水を量も含めて飲んでいた!」などに気づき、水は高校生にとって必需品であるということを再確認したそうです。
現在の高校生たちが、水を「水分補給」としての目的だけでなく、「美容や健康の為」といった目的で飲んでいる意見が意外でした!
・STEP2:「水資源」や「天然水」について学び、気づく
このSTEP2の活動を通して「すぐ使える水は思っていたよりも少ない」「天然水ができるのに20年もかかるんだ…」「豊かな森があって、おいしい天然水になる」といった「水資源」や「天然水」について多くのことを学んだそうです。
その結果、「今から20年後や、もっと先の未来にも、天然水をつないでいきたい」と思うようになり、改めて「未来の天然水の大切さ」についても気づいたそうです。
・STEP3:私たちの言葉で同世代へ
これまでのSTEP1・STEP2を通して実際に今ウォーターポジティ部で出来る事を考え『私たちの言葉で、同世代に「水資源」や「天然水」のことを知ってもらいたい』という結果に。
実際にInstagramを開設し、”サントリー 天然水”や”ウォーターポジティブの活動”・“実は自分や未来に良いこと”などを発信。高校生ならではの高校生らしい発信に注目です!
また、今回のプロジェクトに関して水ジャーナリストである、武蔵野大学客員教授の橋本淳司氏が
『日本における「水資源」の状況と「水の教育」について』解説をしてくださいました。
・武蔵野大学客員教授の橋本淳司氏
水問題の調査や解決のお手伝い、情報発信を行う。
人々が自分の暮らす地域の価値に気づけるような、環境教育プログラムの開発や担い手の育成なども行っている。
・次世代の子どもたちが水を守るステップ
橋本教授によると、『学校での学び』を『身近な「飲み水」から意識化・自分ごと』し、『具体的なアクションをする。』この学びこそが、次世代の子どもたちが水を守るために大切な事だそう。
また、「水の教育」の果たす意義は大きく、消費するよりも多くの水を供給するといった若い世代から未来に水を繋ぐための水資源問題に目を向けることも重要であると解説してくださいました。
環境問題が深刻化している今、企業側が環境問題について問題視し、様々活動を行っていますが、消費者であり未来を担う現役高校生たちが環境問題について話し合い「発信」という形で課題解決をしよう!という行動に感化されました。
様々な環境問題を解決する上でも、まずは「環境問題について知る」ということが大切なのではないかと思います。
今後もウォーターポジティ部の高校生ならではの高校生らしい発信に注目です!
Tel:03-6712-5946
記事:坂本菖(あめちゃん)
現場記者:根市涼花
スチール:オフィシャルスチール
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