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「WATWING LIVE TOUR 2024 – Get Em Back – at 幕張メッセ」取材レポート!

2024.11.25

   

埼玉県から始まり、新潟県、愛知県、大阪府、宮城県、兵庫県、福岡県と7都市をホールツアーで巡った集大成の場である「WATWING LIVE TOUR 2024 – Get Em Back – at 幕張メッセ」が11月9日(土)10日(日)に開催された。

 

前半戦はスーツに身を包んだWATWINTGの映像から始まり、Blast Offでパフォーマンスが始まった。銃を持った振り付けがカッコ良く、鳥肌が立つほどだった。その後はFirebird、Turn it up、DANCE NOWと続き、WATW”ing”ではWindyたちの掛け声がより一層会場の熱を高めた。BREAK OUT、Shineのあとは最年少コンビである桑山隆太、福澤希空がユニット曲「生き様」を披露。鈴木、古幡、桑山、福澤のMCコーナーでは鈴木・古幡が「ざま!ざま!生き ざま!ざま!」と歌い出し、Windyも一緒に歌うという素敵な空間が生まれた。その後は八村倫太郎、髙橋颯のユニット曲「It’s starting to rain」。八村の低音ボイスと髙橋の高音ボイスが混ざり合う最高のデュエットを披露し、Windyも「もう一度」と一緒に歌う場面があった。

 
「It’s starting to rain」のあとはEmergency、I’m OKと続き、デビュー曲Only One Lifeを披露。その後のShooting Starではアリーナの通路にお立ち台を設け、6人それぞれがセンターステージを囲む形で散らばった。サビ部分でメンバーがお互いを見ながら歌う姿は6人の強い絆を感じさせ、涙なしでは見られない、美しく、感動的なステージだった。Only One LifeとShooting Starはやらせて欲しいとお願いしてSET LISTに組み込んだという話がMCで出てWindyから割れんばかりの拍手が起こっていた。また、B5という築年数の長い建物の最上階でBREAK OUTなどの動きが激しい曲を練習をしていたら下の階の方に「大丈夫ですか!?何が起きたんですか?」と度々言われていたというエピソードをMCで話し、会場を爆笑に包んだ。衣装替えの際には八村・古幡・福澤と鈴木・桑山・髙橋に分かれて会場を沸かせた。八村・古幡・福澤チームは11月8日生まれの古幡に「こんな誕生日は嫌だ」というお題を出して答えてもらうコーナーを行い、最終的に古幡にWindy含め全員でハッピーバースデートゥーユーを歌うという微笑ましい空間を作った。鈴木・桑山・髙橋は写真でひとことの大喜利コーナーを行い、出てくるWATWINGメンバーの写真に会場は大盛り上がり。どちらのMCも爆笑に包まれた。
 

 

後半戦はWavesから始まりWindyのテンションを上げた。そしてLet’s get on the beat、Runwayと続き、古幡・鈴木のユニット曲「Get out the way」が披露された。「道を開けろ!」と言いながら花道を全力ダッシュするカッコ良すぎるパフォーマンスに圧倒された。メンバーが俺もやりたいと「Get out!Get out!Get out the way!」と歌いだすほどの楽曲だ。その後はマイナビウェディングとコラボすることが決定しているLet me kiss Uを披露した。WINGSではメンバーたちが自分でカメラを持ちより距離の近さを感じられる演出を行いWindyを沸かせた。

 

 

そして、I don’t careを披露したのちYO MA SUNSHINEを披露。YO MA SUNSHINEは盛り上がりすぎた結果、サビを5回ほど繰り返し、メンバーがもうやめてくれ!と嬉しい悲鳴をあげていた。その後、八村倫太郎主演映画の「他人は地獄だ」の主題歌でもある新曲HELL FIREを披露しLIVEは終了。しかし、WindyからWATWINGコールが起こり、アンコールとしてHELLO WORLD、Over Now、Honey,You!を披露した。HELLO WORLDは2階席にメンバーが行き、どの席でもWindyが楽しめるよう工夫をしていた。HELLO WORLDとOver Nowの間でメンバーたちが最後の挨拶を行い、Windyやスタッフの皆さんに感謝を述べた。

 

まとめ

 

 

5周年を迎えたWATWINTGの限界を超える姿がWindyに届いたLIVEであると同時に第2章の幕開けが見られて今後の活躍がより楽しみになるそんなLIVEだったと思う。TGC S/Sの単独インタビューで八村は「まだまだ実力が伴っていない」A/Wの単独インタビューでは「自分はメンバーと比べても他グループの方々と比べても歌もダンスもまだまだだと思っている」と話してくれた。個人的にその発言を聞いてWATWINTGのメンバー全員が同じようなことを思っているからこそお互いに切磋琢磨して素晴らしいパフォーマンスをWindyに届け、コロナ禍でのデビューという厳しい状況であったにも関わらず武道館で公演を行えるほどのグループになったのだと思っていた。ただ、今回のLIVEに取材で訪れてみると想像以上のパフォーマンスで、もちろんYouTubeなどで拝見させていただいていたのでパフォーマンス力が高すぎるグループであることは認識していたが、とにかく全てが想像以上で「実力が伴っていない?」「歌もダンスもまだまだ?」「何を言っているんだ?」と思うほど圧倒されるものがあり、実力も何もかもが完璧のように思えた。それでも、傍から見たら完璧に見えたとしても、まだまだ頂点を目指す彼らに尊敬の念を抱いたと同時にこれからどれほど大きなステージに連れていってくれるのだろうかと期待を抱いた。LIVEのパフォーマンスを見ると圧巻で雲の上の存在のように感じるメンバーたちだが、MCや最後の挨拶などからWindyとの距離の近さや同じ温度感でいることをとにかく大切にしているのだなと感じた。また、誰も置いて行かない。メンバーを含め、Windyを含め皆で頂点を目指すんだという強い意志が表れていて、WATWINGは最強集団だけれど、Windyを含めると超最強集団だと断言できる素敵な空間が広がっていた。WATWINGとWindyなら世界を全部眺める旅に出られる。

 

 

お問い合わせはこちらから

Tel:03-6712-5946

 

取材・記事:山口万由子

写真:WATWINTGオフィシャルスチール

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