2023.07.13
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インターネットとスマートフォンの普及により、SNSは私たちの生活に欠かせない存在となりました。
代表的なSNSとしてはLINE、Instagram、Twitterなどがありますが、その中でもTikTokは10代から20代のZ世代を中心に高い利用率が報告されています。
(令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要> 令和4年8月 総務省情報通信政策研究所)
TikTokは短い動画を楽しむことができるSNSです。
最近ではYouTubeやInstagramでも同様のサービスが展開されていますが、TikTokはその先駆者として注目されています。以前は長時間の動画が人気でしたが、現在はZ世代のニーズに合った短い動画が主流となっています。
これにはZ世代の持つ特徴が関係していると考えられます。
例えば、承認欲求が高いという特徴や時間対効果を重視する傾向がZ世代の持つ特徴として挙げられます。
承認欲求の高さは拡散性の高いメディアや投稿のハードルの低いプラットフォームの人気に繋がります。
また、時間対効果の面では、短時間で多くの情報やエンターテイメントを得られる媒体が求められます。
これまでのSNSでは、TwitterやInstagramなどが上記の特徴に合致していました。文字や写真を主体としたコンテンツは、編集や加工が比較的容易で投稿のハードルが低く、拡散性も高いため、承認欲求を満たす効果的なメディアでした。また、文字数や視覚的な要素が少ないため、短時間でコンテンツを消化できる利点もあります。
長時間の動画の制作には膨大な作業時間とスキル、高性能な機材が必要でした。また、時間対効果の面でも必ずしも効率的とは言えませんでした。
TikTokはこれらの課題を解決したことで注目を浴びたと言えるでしょう。
TikTokでは動画作成が簡単で、投稿のハードルが低い特徴があります。さらに、TikTokはデータに基づいて関心のある動画を表示する仕組みを持っています。つまり、常に新しいコンテンツがユーザーに提供されるため、テレビチャンネルを切り替えるように、連続して楽しむことができます。
どのSNSがなぜ流行しているのかという点を考えると、意外とZ世代の特徴が大きくかかわっているのがわかりました。
次はどのようなSNSが流行するのか楽しみですね。
また、今回は消費者目線で調査をしましたが、SNSの利用者層やマーケティングの視点からさらなる展望にも期待できます。
SNSの利用者層だけでなく、マーケティングの視点を含めた双方の今後の展望に期待です。