【YOUTHClip CINEMA GUIDE vol.32】今週の映画セレクション/『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
毎週月曜日にお届けする連載企画【YOUTHClip CINEMA GUIDE】今週の映画セレクション。
本コーナーでは、現役大学生で構成されたYOUTHClip編集部員が、いま観てほしいおすすめ映画をセレクトし、紹介します。
今回取り上げるのは、7月24日から上映されている『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。
「かわいい」だけじゃない、大人も思わず引き込まれる物語と話題の本作に注目です。
目次
1.キャストスタッフ&ストーリー
2.かわいいだけじゃない!実は大人にささるちいかわ
3.映画館でしか手に入らない!限定の入場者特典にも注目
4.“かわいい”だけでは乗り越えられない毎日を生きるZ世代へ

1.キャストスタッフ&ストーリー
キャスト:青木遥 田中誠人 小澤亜李 井口裕香 淺井孝行
監督:及川啓
原作・脚本:ナガノ
配給:東宝
ある日、ちいかわとハチワレが広場でくつろいでいると、突如として顔にチラシを貼り付けたうさぎがやって来る。
ハチワレがそのチラシを確認すると、それは「特別な島へご招待」と書かれた招待状であった。
チラシに記載された魅力的な言葉に釣られ、島合宿に行くことを決めたちいかわたち。チラシの内容を怪しがるラッコとともに乗船し、島に上陸したちいかわ一同は島民から大歓迎で迎えられる。
楽しい時間を過ごしていたちいかわたちだが、島に住む巨大な“セイレーン”が島民を次々と連れ去っているという事実を聞かされ、セイレーンの討伐計画に巻き込まれていく。
ひたむきに進むちいかわたちに次々と訪れる試練。みんなで乗り越えられるのか…!?
そして島に隠された本当の“ひみつ”とは…!?。
2.かわいいだけじゃない?実は“大人に刺さる”ちいかわ
「ちいかわ=かわいいキャラクター」というイメージを持っている人にこそ注目してほしいのが、本作の意外なダークさ。ホラー映画だという声も!
原作となった「セイレーン編」は、ちいかわらしいかわいさやシュールな笑いがありながら、不穏な展開やホラー要素、登場人物たちの葛藤も描かれる人気エピソードです。
特に注目したいのは、「誰が悪いのか」を簡単には決められないところ。物語が進むほど、最初に見えていた善悪の構図が揺らいでいきます。
かわいい世界観の奥に隠された、ちょっぴり怖くて考えさせられる物語。子ども向けだと思っていた人ほど、そのギャップに驚かされるかもしれません。
3.映画館でしか手に入らない!限定の入場者特典にも注目
入場者特典がもらえるというのは、ちいかわ好きにはたまらないですよね!
これまでの入場者特典は、第1弾「チャームミニフィギュア」、第2弾「ボンボンドロップシールと、映画館でしか手に入らない限定アイテム。第3弾はプルバックカー「ごきげんセイレーン♪」が8/22より配布されています。
数量限定で、劇場ごとになくなり次第終了となるため、気になる人は早めの鑑賞がおすすめです。
4.“かわいい”だけでは乗り越えられない毎日を生きるZ世代へ
SNSを開けば誰かの楽しそうな毎日が流れてきて、学校や仕事では頑張ることを求められる。そんな毎日を過ごす私たちにとって、実は「ちいかわ」の世界は意外と他人事ではないのかもしれません。
怖いことから逃げたくなったり、頑張ってもうまくいかなかったり、思っていたほど世界が優しくなかったり。それでも、ちいかわたちは友達とご飯を食べて笑い、怖がりながらも目の前の出来事に向き合っていきます。
だからこそ、かわいいだけではない『ちいかわ』が、大人になりつつあるZ世代にも愛されているのではないでしょうか。
Tel:03-6712-5946
記事:川村柚月