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映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』岩隈真子役の吉田美月喜さんにインタビュー!

YC youthclip(YOUTH Clip 編集部)
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映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』岩隈真子役の吉田美月喜さんにインタビュー!

1月16日(金)公開の映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』で岩隈真子役を務める吉田美月喜さんに単独インタビューさせていただきました。

 

 

・本編の見どころを教えてください。

全体を通しての疾走感というのを感じられる作品で、3人のテンポ感のいい会話や、未来を掴もうと必死に奮闘する姿がすごく魅力的だなと思います。正しいことばかりではなく、ときには間違った選択をしてしまうこともあるけれど、それも含めてこの年齢だからこそできる挑戦が描かれています。

 

・演じられた岩隈真子(いわくま・まこ)はどんなキャラクターですか?

岩隈は他の2人に比べて、観てくださるみなさんと近い感覚を持っているキャラクターかなと思います。毒舌キャラといいながらも、臆病な一面もあるので、同じ目線で一緒にハラハラドキドキしたり、共感してもらえたら嬉しいなと思います。

 

・ご自身との共通点はいかがでしょうか?

ちょっと臆病で、危ない橋はあまり渡りたくないな、と考えて生きているところが似ていると思います。お仕事や演技ではなんでも挑戦してみたいですし、アクティブに動くタイプではありますが、ちゃんと踏みとどまるべきところでは、「いや、やめておこう。」って私も言いたくなるタイプです。

 

・役作りはどのように取り組まれましたか?

原作を読ませていただいたときに、3人の中で1番岩隈にキャラクターチックな印象を受けました。なので、気持ち早口で話してみたり、少し猫背にしてみたり、髪の毛もあえてボサボサ感を出すためにプライベートでトリートメントをしないようにもしていました。そういう外見から作りあげられるキャラクター像も普段の役作りより意識していた作品だと思います。

 

・監督やプロデューサーの方と、役作りにおいてなにかお話されたことありましたか?

あまり細かくはしていないのですが、本読みのときに私が岩隈をキャラクターチックな子に落とし込んでいたのを監督が感じてくださって、余分な部分は削ぎ落しながら自分で固めていくだろうと思っていたみたいです。方向性はそんな感じでいこうと言われたくらいですね。

あとはアドリブのシーンも多かったので、3人の掛け合いのなかで生まれてくるものを大切にしながら演じていました。

 

 

 

・本編では美流紅が名前の由来を知るシーンが非常に印象的でしたが、吉田さんはご自身の名前の由来をご存じですか?名付けられた意味やエピソードなどお聞かせください。

まず母の名前に“月”という漢字が入っていたので、“月”を入れた名前にしたいというのはあったみたいです。自分で言うのはちょっと恥ずかしいですが、美しい月のように人を喜ばせる人になってほしい、という意味を込めて美月喜と名付けてくれました。

 

・“喜”という漢字が最後についているのが特別で素敵ですね。

こだわってくれたのかな?(笑)私自身も自分の名前を気に入っていて、みなさんにも「いい名前だね!」と言っていただけることが多いのですごく嬉しいです。ただ、父は”瞳”っていう名前にしたかったらしく、”瞳”派の父と”美月喜”派の母でバトルして母が勝ったみたいです(笑)

 

・撮影中印象に残っているエピソードを教えてください。

今回、普段の映画の撮影で見たことのないものが多く出てきたんですが、1番衝撃を受けたのは屋上のビニールハウスで育てていた植物です。実はあの植物たちは美術部さんが造花で作ってくださっていて、セットされる前に教室にバーッて並べられている光景がすごかったですし、「これはなんの植物!?」ってみんなで話しながら撮影したのも楽しかったです。

 

・本作は、王道の青春映画とは一味違った作品となりますが、これは新鮮だったな、というエピソードはほかにございますか?

学園ものの作品は教室のシーンがメインで使われている印象がありますが、この作品は教室での撮影があまりなかったと思います。教室だけではなく、そこからまた広がった学校の側面のような部分も見えて、すごくいいなと感じました。

 

・出口さん、南さんとのご共演はいかがでしたか?

南沙良ちゃんは以前『ドラゴン桜』という作品でワンシーンだけご一緒したことがあったのですが、そのときはほとんどお話することができませんでした。結構クールなタイプであまり喋らない感じなのかなって勝手に思っていたんですけど、実際に現場に入ってみると、すごく親近感のある話し方をしてくれる子でフランクに接することができて楽しかったです。

出口夏希ちゃんは、彼女自身にすごく華があるなと今まで出演されていた作品から感じていたんですけど、それを感じさせない、沙良ちゃんとはまた違ったフランクさがあって、本当に3人でいる時間はずっと心地がよかったです。

 

 

 

・3人で過ごした時間のなかでなにか思い出深いエピソードがあればお聞きしたいです。

撮影のセッティングをしている空き時間のときに教室で、各々椅子を3個ずつ並べて横になって寝ていたのがすごく記憶に残っています(笑)

 

・撮影は和やかな雰囲気のなか進められたのでしょうか?

現場は本当に和やかであたたかかったですし、その雰囲気が上手く作品に反映されているなと感じるくらい、仲良くさせていただきました。

 

・本編では、青春というのが大きなキーワードとなっていますが、吉田さんの記憶に残っている青春エピソードを教えてください。

やっぱり1番ワクワクしていたのは高校の文化祭ですね。ただ、私が高校3年生のときにコロナ禍になってしまって、最後の文化祭が突然できなくなってしまったのはすごく残念に思いました。「来年が最後だからまた来年やろう!」って言っていたことが叶わなくなってしまったのは寂しかったですし、だからこそ今学生のみなさんには、やりたいと思ったことがあるのならできるうちにぜひ挑戦してみてほしいなと思います。

 

・吉田さんはどんな学生でしたか?

とくに目立つこともなかったですし、普通の学生だったと思います(笑)

私が演技のお仕事を始めたのが中学3年生の終わりから高校1年生の初めあたりでしたが、学校であまり目立つタイプではなかったです。部活は硬式テニスをずっとやっていて、試合の選抜にギリギリ選ばれる、くらいの生徒でした(笑)

 

・学業とお仕事の両立で苦労されることはなかったですか?

いい意味でも悪い意味でも、私の気持ちが学業よりお芝居の方に向きすぎていたのであまり両立で苦労したという記憶はないです。それくらい夢中になれることに出会ったのが初めてで、もうお芝居のことで私の頭のなかはいっぱいになっていました。オーディションももちろん緊張はするけれど、毎回すごく楽しみにしていましたし、お仕事に全振りしていた学生時代だったなと思います。

 

 

 

・先ほど、コロナの影響で高校最後の文化祭ができなかったと伺いましたが、この記事をご覧になるZ世代のみなさまも同じような経験をされたかと思います。そういった、不完全燃焼で終わってしまったやりきれない気持ちを抱えた際には、どのように乗り越えているのでしょうか?

「やらぬ後悔より、やる後悔。」 という言葉があるように、まずは何事にも挑戦しようという気持ちでこのお仕事をしています。なので、私は直感を大切に思い立ったらとりあえず行動をしますし、あのとき叶わなかったなっていう後悔を思い出すことがあっても、過ぎたからにはポジティブに考えるしかないと切り替えて、じゃあまたそんな経験を踏まえて今なにかやってみたいことがあるか考えてみます。最近は、紙に色々なことを書いて整理することにハマっていて、今の自分に足りないことややるべきことが見えてきたりするので、そんな風に自分の気持ちをまとめてみるのもいいのかなと思います。

 

・最後にZ世代のみなさまに一言お願いいたします。

この映画の疾走感はZ世代の方にとっては多分すごく刺激的で、楽しく観ていただけるんじゃないかなと思っています。もともと性格も育った環境も違う3人がちょっとずつ近づいていって、ちょっと男の子っぽい友情が生まれてくるのも見どころの1つです。映画館に映画を観に行くということが少なくなったこの時代だからこそ、大きなスクリーンでこの作品を浴びていただきたいなと思います。

 

 

ヘアメイク:田中陽子  スタイリスト:有本祐輔(7回の裏)

 

 

 

Tel:03-6712-5946

 

取材・記事:根市涼花

 

 

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