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もし現代の日本からスマホが姿を消したら?

2022.11.08

   

 

現代の私たちの生活には欠かせない存在であるインターネット。仕事や学校の授業は勿論のこと、スマートフォンの普及により買い物や娯楽、人との会話までもをインターネットで済ませるようになるなど、インターネットは私たちの生活に非常に身近なものになっており、もはやスマホが無い世界など考えられない時代になりました。 それでは、もしこの現代に突然スマートフォンやインターネットが無くなったとしたら、現代を生きる私たち、特にインターネットをよく利用する若者はどのように生活をすることになるのでしょうか?予想していきたいと思います。

 

【注意】この記事はインターネットが無くなった際の連絡手段や娯楽の変化について予想した記事であるため、インターネットが無くなった際に起こりうると考えられる衝突や国政情勢に関しては今回は割愛させていただきます。

インターネットが無くなった瞬間

 

 インターネットが無くなった瞬間、日本は大パニックに陥るでしょう。

 

携帯ショップに多くの人が押し寄せ、公衆電話に長蛇の列ができることが予想されます。遠くにいる人と会話する手段が無くなり、多くの人々が一斉に職を失うことになります。また、一定の場所に人が集中するため公共交通機関も大きく乱れるでしょう。

 

そして何より現代では新型コロナウイルスの蔓延から、授業や仕事をリモート、買い物をAmazon楽天といったネットショッピング、食事をUber eats出前館等の宅配サービスを利用するなど、生活に必要なことのすべてを自宅で済ませる人が増えました。しかしインターネットが無くなったことによって本来は自宅にいた人々まで外出するようになり、街は人でごった返すことになるでしょう。

インターネットが無くなってから一週間が経過

 

インターネットが無くなってから三日経過しても、日本の混乱は依然として収まっていないと考えられるでしょう。まず、本来はSNSでやりとりをしていたことが急にできなくなってしまうため、郵便局は非常に混雑しポストには大量の郵便物が投下されることが予想されます。

 

そして連絡のやりとりもスムーズにいかないため、大学生や多くの社会人は仕事や授業に支障をきたすことになるでしょう。

インターネットが無くなってから半年が経過

 

この頃には、少しずつインターネットの無い世界が馴染んでいくと思われます。インターネットを使わない娯楽が多く普及するでしょう。大学でも授業を受けることができる体制が少しずつ整えられていき、大学生の中には再びレポートを書く手段としてタイプライターが用いられるようになるかもしれません。

 

 

字盤を打つことで紙に活字を打ち込み、印刷する機械のこと

 

インターネットが無くなってから数年が経過

 

数年が経過する頃には日常生活にインターネットの無い世界が少しずつ染み付いているでしょう。そして若者はインターネットが無い世界に慣れ、新たな流行を生み出すようになるでしょう。

 

ここからは「インターネットが無くなった世界で流行しそうなもの」を推測してみようと思います。

もしインターネットが無くなったら日本で再熱するであろうもの考察

チェキカメラ/インスタントカメラ(ネットが無くなってから一か月後)

インターネットが無くなった世界で、InstagramやFacebookの一部の役割としてチェキカメラが使用されるようになるでしょう。

その場で撮った写真を印刷することのできるインスタントカメラは、本来SNS上で行っていた日常生活での写真を共有を現物の写真で行うことができます。チェキで撮影した写真をデコレーションし、交換することがZ世代の日常生活の中で頻繁に行われるようになるでしょう。

 

音楽の変化(無くなってから約一年後)

スマートフォンで音楽が再生できなくなってしまった日本では、レコードやデザイン性に富んだカセットテープが再び活躍するようになるでしょう。

 

2022年現在、デコレーションしたカセットテープのケースをSNSにアップするなど、カセットテープのデザインの汎用性はZ世代の中で非常に高い注目を集めています。そのためインターネットが無くなった世界ではカセットテープの需要は更に高まるのではないでしょうか。

 

連絡手段にはポケットベル(無くなってから半年)

そして連絡手段としては、インターネットを介さず個人的なやりとりを受信することができるポケットベル、通称ポケベルが再熱するのではないかと予想しています。

 

ポケットベルとは1980年代後半から1990年にかけて流行し、2019年にサービス終了が発表された、公衆電話から送られてきたメッセージを受信することができる受信用の無線呼び出し機のことです。前述の通りポケベルは受信用の機器であり、送信できる文字に制約があることから少々不便な点が見受けられます。


しかし!ポケベルの最大の強みは電波が無くともメッセージが受信できることです。インターネットが無くなり混乱が巻き起こる世の中では何が起こるかわかりません。その際にいつでもメッセージを受信できる機器があれば安心ですね。

 

もしポケベルが令和で再流行したら?使われそうな数字列を考えてみた

コロナ=567
あせあせ=33(汗が噴き出している様子)
きまZ=902
はにゃ?=82
チルい=761
しんどい=0901
生きる=196
草=1111(草が生えている様子)

 

是非あなたオリジナルの「令和のポケベル」の数字列を考えてみてください。

 

まとめ

以上、インターネットが無くなった日本を推測してみました!

 

簡潔にまとめると、かつてインターネットが普及していなかった昭和時代や平成初期に使用されていた娯楽が再度普及するのではないかという予想になりました。

 

今回はインターネットが無くなった際に起こりうる国際情勢について触れず、娯楽の変化のみについての考察でした。次回は国際情勢を鑑みたインターネットが無くなった際に起こりうる変化を考察したいと思います。

 

 

記事:鹿野 七々華(YOUTH Clip編集部)

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