

《本作の出演が決まった時の心境はいかがでしたか?》
大橋:今回ダブル主演ということで、初めて主演を務めさせていただいたのでそれがまず嬉しかったです。なにわ男子のメンバーのみっちー(道枝駿佑)と普段からおすすめの恋愛マンガを共有し合うことがあって、その中の一つに原作の『君がトクベツ』がありました。すごく面白くて、ラジオなどでも「やってみたい!」とお話させていただいていたので、現実になってすごく嬉しかったです。
畑:少女漫画原作の実写化作品にはいくつか出演してきましたが、『別冊マーガレット』の作品を二作連続でやらせていただけるということにご縁を感じました。私自身も中高生の頃に映画館に観に行っていたような作品で、ヒロインを演じる機会をいただけることがすごく感慨深かったです。大橋さん含めキャストの皆さんや原作のストーリーを見て、絶対に楽しくなるだろうなと確信していたので、作品に入る前から胸を躍らせていましたし、もともと幸田先生の作品の大ファンで、まさかご一緒させていただけるとはおもってもいませんでした。さほ子という女の子が本当にコミカルで可愛らしくて、やりがいのあるキャラクターだったのですごく楽しみでした。
《お互いの共演前の印象と、共演を経て変わったことがあれば教えて下さい。》
大橋:(畑さんは)なにわ男子のメンバーと共演していたので、初めましての感じがあまりしなかったです。「あ、うちのメンバーと共演してた子や!」って感じでした。
畑:大橋さんはキラキラしたスーパーアイドルのイメージがありました。毎日のように色々な番組に出演されていて、ずっと笑顔で元気ハツラツな様子を拝見していたので私も初対面の感じがしなくてとても親近感のある方だなという印象でした。街中で撮影している時も、初めて会う方にも元気よく挨拶されている姿を見て、本当に裏表のないキラキラとしたアイドルでいらっしゃるんだなと感心してしまいました。
大橋:共演後の印象でいうと僕も大きく変わりましたね。最初は、女優さんって風格があるようなイメージがありましたが、メイクさんやLiKE LEGEND(以下ライクレ)のメンバーと話している様子を見ているとすごく元気で、僕よりもテンション高いんじゃないかって時もあったので、そんな雰囲気に助けてもらうこともありましたね。あとは、演技のことでもセリフの覚え方やシーンの切り替えなど色々と教えてもらい、畑芽育様様でした。様って呼ばないと(笑)
畑:いやいやいやいや(笑)
《先ほど、ギャラリーに対しての素敵な対応がお話に上がりましたが、現場での様子でなにか他に印象に残っているエピソードはありますか?》
大橋:いけ!いけ!もう一個いけ!(笑)
畑:そうですね(笑)
すごく優しくて思いやりのある方ですし、私と一緒のシーンでも面倒見のいいお兄ちゃんという感じでしたが、ライクレのみんなでいる時を見るとより一層お兄ちゃん感がありました。ライクレのメンバーの中で最年長なので、大橋さんが引っ張っていらっしゃる様子も見受けました。なにわ男子のリーダ―としてもライクレのリーダーとしてもみんなをまとめる姿を見て、無邪気で明るいイメージに加えて引っ張っていく力もある方なんだなという印象も増えました。
大橋:ありがとうございます!胸躍ります!(笑)

《LiKE LEGENDの皆さんは全員が現役のアイドル、アーティストということで豪華な共演が話題にもなっていますが、ライクレという一つのグループを作りあげる上で心掛けていたことやメンバー全員の共通認識などはありましたか?》
大橋:ライクレもなにわ男子も、立ち位置としてはあまり差がないように思います。リーダーという部分も、いい意味でいじってもらえるキャラクターも同じですごく居心地がよかったので、あまり考え込むことなく演じることができました。他の四人が僕を引っ張ってくれていたので、ダンスのシーンでも慧ちゃん(木村慧人)がダンスリーダーとして教えてくれたり、なる坊(大久保波留)が立ち位置を確認してくれていました。すみません、みんなあだ名で呼んでいるのでつい(笑)NAOYAが一番ムードメーカー的な存在でしたし、お芝居の現場が初めてとは思えないくらいみんなと積極的に話していて、楽しんでくれているんだなと嬉しくなりました。柔ちゃん(山中柔太朗)はクールな印象がありましたが、話してみたらすごく盛り上げてくれるし、なによりみんなの個性が豊かで、グループに対してこうやっていこうというよりは全員がまとまったことによって、ありのままの姿で作りあげられたなという気持ちです。
《あだ名をつけられるくらい仲の良い関係性でいらしたんですね!》
大橋:そうなんです。もちろん本名も覚えてますがあだ名をつけたくなっちゃうんですよ!(笑)
プライベートでご飯やサウナに行くくらい仲良くなれました!
《畑さんはそんなライクレの皆さんを一番近くで見られていてどんな印象を受けられましたか?》
畑:作品だけでの期間限定の活動というのがもったいないと思うくらい、グループとしてのチームワークがすごくよかったと思いますし、キャストの皆さんとてもお忙しい中でこうして集まることができたのは奇跡的だと思います。楽曲もとても素敵なので期待していただきたいです。パフォーマンスを見ていただける機会があったらいいのにねとさっき(大橋さんと)話していました。
《大橋さんは普段から畑芽育“様”と呼ばれていたんですか?》
大橋:畑芽育“様”って呼んでって言われたんです!(笑)
畑:いやいや(笑)冗談です(笑)
大橋:今はこんなに大人しい感じですが、現場ではすごく明るくてムードメーカーでした!妹とお兄ちゃんのような関係性で、小競り合いや喧嘩することも何回かありました(笑)
畑:小競り合いは多かったですね(笑)
どっちがセリフを甘噛みしたかとか、間違えたかとかで、やったらペナルティみたいな競い合いをしていました(笑)
大橋:負けたのはほぼ僕でしたけど(笑)
畑:そうやって楽しく撮影していました。

《そんな楽しい雰囲気の中で胸キュンシーンも撮影されたんですね!》
畑:そうですね。一番の胸キュンシーンはどこですか?(大橋さんに尋ねる)
大橋:僕、初めて女性に壁ドンしました!壁ドンしている僕の方がドキドキしちゃいました(笑)
すごくキザなセリフを言うんですけど、ちょっと恥ずかしいなって思いながらニヤニヤしていたら一回カットされました(笑)
畑:すごく慣れているというよりちょっと不器用な感じも残っていて、それが恋愛経験のあまり多くない皇太とリンクして可愛らしかったと思います。
大橋:可愛いって言われました!
畑:記者さんが)困ってますよ。
大橋:あ、すみません(笑)
畑:こういったパワーバランスでやらせていただいています。
大橋:やらせていただいています(笑)
《大橋さんは他のキャストさんからなんと呼ばれていましたか?》
大橋:ライクレのメンバーからは和くんでしたね。畑さんからは大橋さんと呼ばれていました。
《和くんっていうのはどなたが付けてくれたんですか》
大橋:ライクレのみんなでなんて呼び合おうかって話したときに、和くんって呼んで!と自分で言って、そう呼んでくれるようになりました!
畑さんと矢吹奈子さんからは大橋さんで、他の男性キャストの方はほとんど和くんと呼んでくれていました。
《お二人が今回の役を演じる上で意識したことを教えて下さい。》
大橋:原作を読んで自身と重なることも多かったので、皇太の過去についても自分が経験したかのような頭になりました。妄想するのが好きなので、実体験として頭に落とし込んで演じさせていただきました。桐ヶ谷皇太になりきっていました。
アイドルというのは自分が普段体験していることですが、でこチューやハグみたいなファンサービスはしたことがないのでそこは皇太に入り込んで演じていました。ライクレ、なにわ男子ともに立ち位置も持っているアイドル像も似ているので、すごく悩んだりすることはなかったです。でも皇太が持っているアイドル像はきっと自分が持っている以上のものだったので、演じながら「こういう気持ちでやってるんだな。」と学ぶことも多くありました。
畑:今までもコミカルな役を演じることはありましたが、その中でもさほ子は特段面白い子だったなと思っています。恋心を持ち始めてからはもちろん、喜怒哀楽の感情表現がすごく豊かな子だったので、分かりやすく表情に出すところとリアリティーさのバランスを監督と話し合いながら進めていきました。時間がない中の撮影だったので、どういう順番でどんな感情でやっていくのかというのはしっかり確認するようにしていました。
さほ子のようにあんなに早口で人をまくし立てたことはなかったので新鮮でしたし、オタクっぽい喋り方や陰湿な笑い方などさほ子のキャラクターを引き立てられるように意識しました。
《そんな畑さんのお芝居を受けていかがでしたか?》
大橋:まくし立てられるシーンは、目からビームが出てるんじゃないかってくらい迫力がありました。本当にすごかったです。

《現場でお二人はどのようにコミュニケーションを取りながらお芝居のすり合わせをされていましたか?》
畑:集中するときはお互い個人で集中していました。作品の後半にある大切なシーンではキャスト含めスタッフのみなさんも一緒に繊細な空気を作ってくださって、とても素敵なシーンになりました。そうやってメリハリをつけながら撮ったシーンが多いので、もちろんコミュニケーションは取りつつですがとくに深く悩んだことはなかったです。やりづらさを感じていないかとか、こうしたほうがいいということがあれば教えて下さいという風にアプローチはしていたつもりですが、大橋さんはいかがでしたか?
大橋:本当にその通りです。以下同文になりますが、一緒に楽しい雰囲気を作りながらもオンとオフがしっかりされている方なので僕もついていこうと思いながらやっていました。
《演じたキャラクターとご自身で異なる部分はありましたか?》
大橋:僕もファンの方にとても愛がありますが、皇太の愛は本当に大きくて、ファンサービスででこチューしたりバックハグしたり、自分ではしない行動をしていたのが唯一異なる部分でした。あとは共感できることしかなくてすごくやりやすかったです。
ライクレのメンバーに対しての想いや、切り込み隊長みたいな立ち位置は実際に活動しているなにわ男子でも重なる部分で、学ぶことも多かったです。
畑:私もさほ子というキャラクターに共感する部分が多かったので、あまり問題なく役に入り込めたかなと思っています。ひとつ言うのであれば、初対面の人にあそこまで怒鳴らないかなというくらいですかね(笑)
意外と強気で血気盛んな子だなと思いましたが、私も物事をハッキリと言うタイプですし、非現実的で叶わないかもしれない恋に奮闘する切なさみたいな部分も感情移入して演じることができました。
《同世代のキャストが揃った本作ですが、現場ではどのようなお話をされていましたか?》
大橋:ライクレは本当に男子校みたいで、ほぼ下ネタトークでしたね(笑)
あとは20歳のなる坊(大久保波留)もいたので学校で何してた?という話や、ライクレ五人で焼肉に行ったときになる坊(大久保波留)が飲んだことないお酒をみんなで一緒に飲んでみたり、お会計をジャンケンで決めたりしていました。自分が学生に戻ったのかなというくらい他愛もない話をみんなでワイワイしていました。

《大橋さんと畑さん、お二人ではどんなお話をされていましたか?》
畑:ライクレのみんなとの雰囲気とかどんなパフォーマンスされるのかを教えてもらっていました。あとは、普段の大橋さんのアーティスト活動のお話を聞くのも好きで、音楽番組はこうでどんなパフォーマンスをする、みたいな自分の知らない世界を知れるのが面白かったです。美意識の高さも見習っていて、おすすめの商品を聞いて使ってみたり、正しいスキンケアを教えていただいていました。
大橋:やっぱりその人に合うものをおすすめしないとですからね。
自分はアヌア(Anua)なんで!アヌアが合うんで!(大橋さんがCMキャラクターを務めるスキンケアブランド)
畑:(笑)
大橋:こういう肌トラブルが起きてるというのを聞いて、これがいいんじゃない?とアドバイスしていました。
畑:美容家さんみたいなアドバイスをもらいました。
大橋:あとは、僕が音楽番組やバラエティーに出演したときに「この前出てたじゃん!」とコメントをくれたり、お互いの活躍をチェックしあっていました。
《畑さんは大橋さんからいただいたアドバイスを参考にしてなにか取り入れたものはありましたか?》
畑:全部実践しています!愛用品になっていて、肌の調子もよくなっているし、専門家なのかなというくらい的確なアドバイスをいただきました。
感謝しています。
《タイトルにちなみまして、最近何か「トクベツ」だなと感じられたエピソードはありますか?》
大橋:二か月半くらいの撮影期間だったのですが、普段共演者の方とご飯に行ったりプライベートの交流があまりないタイプなのでライクレのみんなと焼肉やカフェ、サウナに行ったり、一緒に洋服を買いに行ったり、その関係性や時間がとてもトクベツだったなと思います。なにわ男子では、メンバーと二人でご飯行くことがあまりなかったのですが、ライクレのみんなと過ごしてすごく楽しかったことで、メンバーの大西流星を誘ってご飯に行ったり、タイミングが合わなかったけれど藤原丈一郎に声をかけてみたり、今まで自分が気づけなかったものをに気づかせてもらったなと思います。
畑:私は改めて家族の存在に感謝することが多いです。ずっと実家で暮らしていましたが、最近一人暮らしを始めて、自分で色々なことをやるようになって家族の存在ってすごく大きかったなと感じています。一人が本当に寂しいので最近は頻繁に実家に帰ったり、母に来てもらったりしています。五人兄弟の末っ子なので、お母さんが子離れできないんじゃないかなと高を括っていましたが、逆に私が親離れできなくて、私って意外と甘えん坊だったんだな、兄弟にも支えてもらっていたんだなと感じて戻りたくなるときもあります。家族が多いので賑やかな環境に慣れていて、自分は賑やかな雰囲気が好きなんだなと気付けるきっかけにもなりました。
《ライクレが本作の主題歌を務められますが、どんな楽曲になっていますでしょうか?》
大橋:キラキラアイドルソングです!
歌詞は原作者の幸田もも子さんが書いてくださったのですが、めちゃくちゃいいです!自分が歌いながらも、聴く側の気持ちでも共感できるような曲でした。

《大橋さんがパフォーマンスでこだわったポイント、注目ポイントを教えて下さい。》
大橋:振り付けをYUMEKIさんが担当してくださったのですが、普段僕が踊らないようなジャンルのダンスになっているのでそこに注目していただきたいのと、五人のダンスの個性も見ていただければ嬉しいなと思います。最後、振り向く振り付けに注目です!

《畑さんは観客側となりますが、ライクレのパフォーマンスで印象に残っているところや注目ポイントを教えて下さい。》
畑:まだ映像を薄っすらとしか見られていないのですが、皇太くんのソロパートはさほ子にとって「自分に向けて歌ってくれているのかな?」と感じるような歌詞もあるのでグッときましたし、カメラ目線で一人ずつ歌うパフォーマンスではそれぞれのキャラクターのアピールポイントがあると思うのでこれからご覧になる皆さんにも楽しんでいただけると思います。MVのシーンは一日かけて大変なスケジュールの中で撮影したと伺ったので、きっと素敵なシーンになっていると思います。応援上映などもできたらいいなと密かに思っています。
2025年6月20日(金) 全国ロードショー
畑芽育 大橋和也
木村慧人(FANTASTICS)矢吹奈子 山中柔太朗(M!IK)
大久保波留(DXTEEN) NAOYA (MAZZEL)
星乃夢奈/遠藤憲一/佐藤大樹(FANTASTICS)
原作:幸田もも子「君がトクベツ」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:松田礼人
脚本:おかざきさとこ 楽曲コンセブト:渡辺淳之介 音楽:遠藤浩二
主粗歌:LiKE LEGEND「YOU ARE SPECiAL」
製作:依田巽 石丸彰彦 菊野浩樹 柴田三穂子 小林敏之
エグゼクティブプロデューサー:松下剛 加藤章一刀根鉄太 吉岡宏城
プロデューサー:山田実 浅野敦也 堀荷
アソシエイトプロデューサー:尹楊会 神殿璃沙 越富陽子
撮影:加藤十大 照明:杉野将之録音:郷右近秀利
美術:黒羽陽子 スタイリスト:田知世枝
ヘアメイク:結城春香編集:神崎亜耶 VFXスーパーバイザー:宮崎浩和助監督:宮本秀光
制作担当:小林孝道 プロデューサー補:黒子沙彩香
製作渉外:島岡隆博企画協力:横倉早苗 井崎瑠衣
製作:「君がトクベツ」製作委員会
製作幹事・配給:ギャガ制作プロダクション:TBSスパークル
◎幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会