若年層に関する様々な
トピックスを発信するWEBマガジン

舞台挨拶にて、改めてお互いに今このタイミングで声をかけるとしたらどんな思いかと聞かれた萩原は「顔きれいだね、いつ見ても」と即答。八木は照れながらも「本当？ありがとう。」と答えた。八木からは「利久、平良お疲れ様」と声をかけると同時に「目が黒豆みたいだね」と。萩原は「黒豆じゃないだろ！」とツッコミを入れ、”ひらきよ”の仲の良さを見せつけていた。

その後、2人の阿吽の呼吸が絶妙だと言われ八木は「阿吽の呼吸ってなんですか？」とぽかん。萩原が「えええ？本当のやつ？」と聞くと「まじです」と言って会場を沸かせていた。ツーと言えばカーと説明が入ると今度は萩原が分からなくなったようで「俺もこっち側かもしれない！」と。その後、阿吽の呼吸の説明が入ると「そうだよ！そういうことだよ！阿吽の呼吸って」と得意げに言う萩原に八木は「お前！いつの間にそっちサイドに！」とお前呼びをする親密さを見せた。

映画内の見どころで４ｔトラックとハイエース１台分の荷物で作り込まれた平良家の美術に関して聞かれると八木は「本当に細かく見ると分かるか分からないかレベルだと思うんですけど、清居が今までにやってきた台本があるんですね。そこのところにFANTASTICSの曲名が台本のタイトルになっています」と回答。「探せるもんなら探してみてください！」と八木が言うと萩原も「探してみやがれとね（笑）」と一緒に鑑賞者を煽っていた。また、シーズン1の時はぬいぐるみだったかめじろうが本物になったことを明かし、むちゃくちゃ動いているから注目をして欲しいと話していた。

クライマックスシーンでは萩原がカメラを回した場面があるようで、それについて聞かれると「平良が清居の写真を撮りますってなってフィルター越しの映像を撮りました！自分で！」と萩原。どういう風に撮ってなどの打ち合わせなくとりあえずやってみようと始まったようで、撮っている途中に八木がはだけるシーンは「僕がはがしました！」と萩原が宣言し会場内はひらきよの尊さに拍手が沸いた。また、萩原は映像を撮ったことに便乗してエンドロールの撮影に名前を出して欲しいとお願い。その願望が通り、エンドロールに２回名前が出ている。

最後に、原作者の凪良ゆうから2人宛にメッセージが届いていると知って萩原は「クレームですか？」とおどけていた。メッセージを読み終わった後の八木の目には涙が。「嬉しいですね、なんか思い出しちゃった、色々」としみじみ。萩原も「不安でした、原作が本当に素晴らしくて。「美しい彼」っていうぐらいですから、ビジュアルだったりキャラクターだったり、何を取っても映像化するうえで難しいんじゃないかと言われているのを見ていたし聞いていたし。こういう中でシーズン1のドラマに入って、OAを見た皆さんが感想だったり反応をくださって。シーズン２をやるうえでも沢山の反応を頂けて、それに1番救われていたというかエネルギーをもらっていたのは作るぼくらで。皆さんからの声を頼りに、これで良いんだなと力をもらいながら撮っていたので、今こんな大きいところで劇場版の舞台に立っているというのは本当に当時のシーズン１から考えると奇跡のような状態だなと思っています。」と嬉しさを言葉にしていた。八木も「嬉しい。」と今の状況を噛み締めていた。