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Z世代172人にアンケート調査!友達と位置情報を共有する心理

2023.02.28

         

 

Z世代を中心に位置情報共有アプリ「Zenly」が流行しました。そして今、「Zenly」のサービスが終了し、どの位置情報共有アプリを使用するかがZ世代の中で話題となっています。YOUTHClipの記事でもご紹介したようにnext Zenlyのアプリは多くあり、Instagramのストーリーで「どのアプリを利用していますか?」と聞く人が続出するほどです。そんな中、「なぜそこまで友人たちと位置情報を共有したがるの?」と疑問に思う人も多くいると思います。今回はZ世代にアンケートを行い、位置情報を共有する理由を分析してみました。

 

【位置情報共有アプリを使用しているか】

Z世代172人にアンケートを取ったところ半数以上である88人が位置情報共有アプリを使用していました。Z世代にとって位置情報を共有することが当たり前になっていることがよく分かります。

 

 

位置情報を共有している88人のうち83人から理由を聞くことができました。

【遊びやすくなる】(48%)

友人と待ち合わせをしていて迷子になった時、位置情報が共有されていればすぐに自分と相手の位置関係が分かり、どこどこ?となる時間が省けます。また、急に暇な時間ができた時に位置情報を共有していれば自分と近くにいる友人に声をかけることができ、合流して遊ぶことが可能になります。Z世代が「少しの時間でも人と一緒にいたい」と強い繋がりを求める傾向にあることがよく分かります。

 

 

 

【共有することでどのような人なのかが分かる】(23%)

外に遊びに出ている時間帯や遊ぶ場所などでどのような人なのかを判断することも多いようです。下北沢でよく遊んでいるから服が好きなんだな等と推測し、話を振ってみたりすることでより仲良くなるきっかけになっているようです。また、バイトのシフト時間などもすぐに分かるため、あの子は夜バイトがあること多いから昼に遊びに誘おうなど配慮を先回りしてできるようになります。Z世代がよくする「カテゴリー分け」の手段になっています。

 

 

 

【逆に会わないようにするため】(11%)

彼氏と遊んでいたり、好きな人と2人で遊んでいる時に友人に会いたくないという心理から利用する人も一定数いるようです。渋谷や原宿、新宿など定番スポットだと偶然出会ってしまうことも多いです。そのため、事前に共有アプリで確認して遭遇を回避するそうです。

 

 

 

【その他】(18%)

上記以外にも家族がどこにいるのかを確認するためや、電話をかけて良いかどうかが分かる、防犯目的など位置情報共有をする理由は多くありました。

 

【まとめ】

今回は位置情報を共有する心理について分析してみました。これからも位置情報共有のように人と強い繋がりを持てるようなツールが多く出てくると思います。今回の記事を通して、Z世代がどのようなことを考えて可視化される繋がりを持とうとするのかを知って頂けたら嬉しいです。

 

 

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記事:山口万由子(YOUTHClip編集部)

 

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