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伊礼姫奈「えりぴよが松村さんでよかった」『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』公開記念舞台挨拶に松村沙友里ら登壇

2023.05.13

                     

 

12日、新宿バルト9にて行われた『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』の公開記念舞台挨拶に、主演を務める元乃木坂46の松村沙友里のほか、豊田裕大ジャンボたかお(レインボー)和田美羽伊礼姫奈中村里帆、4人組ガールズグループ@onefiveMOMOKANOSOYO、GUMI大谷健太郎監督らが登壇。『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』の魅力を存分に語った。

冒頭での挨拶

舞台挨拶冒頭、MC・ジャンボたかおの呼び込みで松村沙友里、豊田裕大、大谷健太郎監督らが登場した。

本作の主人公であるえりぴよ役を演じた松村沙友里はファンに可愛らしい一面も見せつつ、「本日は皆さんご来場いただきありがとうございます。少しのお時間ですがどうぞ楽しんでください。」と挨拶。

続いて豊田裕大は「豊田裕大です。初日からたくさんの人が見に来てくれてとても嬉しく思います。劇中では茶髪でしたが黒に染めてきました。今日はよろしくお願いします。」と劇中のキャラクターと絡めた挨拶をした。

本作のメガホンを取った大谷健太郎監督が「初日真っ先に駆けつけてくださった皆さんありがとうございます。上演した直後とのことで、皆さんいかがだったでしょうか?」と呼びかけると客席は拍手喝采。客席からの大きな拍手に感謝を示しつつ「ドラマの方も皆さんからすごく盛り上げていただいたんですけども、今回の映画はより一層盛り上げていきたいと思いますので皆さんよろしくお願いします!」と心境を述べた。

ChamJam登場

客席の声出しが解禁された本舞台挨拶では、劇中に登場するアイドルグループ・「ChamJam」のアイドルコールと共にメンバーが1人ずつ登場。各キャストのコール披露、そして久々の声出し解禁に会場は熱気に溢れた。

客席からのコールに合わせ、「ChamJam」のメンバーが中村里帆、MOMO、KANO、SOYO、GUMI、和田美羽、伊礼姫奈の順に登場。

初日を迎えることができた心境について聞かれ松村は「本当にこの作品は撮影している時からすごく楽しくて、いい作品ができそうだなという予感がしていたんですけど、できあがった作品を観て、結構観る方によって違う視点で観れる作品なのかなと思っていて、素敵な作品ができあがってとても嬉しい気持ちです。」と心境を述べた後、「なので楽しんでいただけてよかったなという気持ちでございます。ありがとうございましゅ」と可愛らしく締めた。

豊田は「推し武道を推してくれている皆さんと推しているChamJamと一緒にいれて嬉しい気持ちです。もっとこの映画が広まり、ChamJamを応援できる機会が増えたら」と述べ、また「ジャンボさんのお母さんが朝イチで観に行ったんですよね?」とジャンボたかおの母の裏話を披露した。

続いては、撮影で苦労したことについてChamJamのメンバーが述べた。

中村里帆は「歌とダンスに不安があったが、いざやってみるとできた!」と笑いながら心境を語った後、ChamJamの最年少である文役の和田美羽(15)について触れ、「9歳下の子と踊れてよかった」と率直な心境を述べた。

和田美羽は「今まで色んなジャンルを踊ってきましたが、ChamJamのような可愛いフリを踊ることが無かったのでフリを入れることで精いっぱいになってしまっていて」と苦労を明かした後、「でも@onefiveの皆さんがたくさん練習をしてくれたおかげで文らしく元気に踊ることができました!」と若さ溢れる返答をした。

続いて伊礼姫奈は「私は歌が好きですがあまり上手ではないので、レコーディングに向けて1人でカラオケで一生懸命練習しました その甲斐がでたかなと思います」とアイドル役ならではの苦労を明かす。

また、4人で演技をすることは初挑戦だった@onefiveの4名も「本作品の撮影で苦労したこと」について述べた。

MOMOは「ChamJamはライブの他にも握手会がありますが、私たちのグループは今までそういう活動をしたことが無くて、ファンの人たちと1対1で直接自分の思いを伝えあうというのが本当に大変なんだなと実感しました」と新たな発見について述べた後、「私たち今度リリースイベントがあるんですよ。なのでこのイベントではChamJamで学んだことを皆さんに伝えていけたら」と告知をし、あまりの流暢さにジャンボたかおを感心させた。

KANOは「私はゆめ莉役のSOYOと小学5年生からの幼馴染なんですよ。ずっと一緒にいる家族のような存在とのイチャイチャするシーンがとても気まずい」と心境を吐露。「最終的には吹っ切れることができてよかったです」と語った。

KANOの幼馴染であるSOYOは「握手して目を見つめ合うという慣れないシーンに笑いが止まらなくなってしまったんですよ。」と撮影当時の出来事を笑いながら語り、

GUMIは「本来の@onefiveでの脱力系のキャラクターとは正反対の優佳を演じるには何倍もエネルギーを使いました。でも演技の引き出しが増えてよかったと思います!」と演じたキャラクターとの違いについて心境を語った。

握手会で述べた心境

その後、作品に登場したシーンに沿い、握手券1枚分である5秒という短い時間で主演の松村沙友里に思いをアピールする握手会のコーナーが開催された。代表して豊田裕大と伊礼姫奈が挑戦。

5秒という短い時間に「衣装が綺麗でした」とだけ伝えた豊田に対し、

伊礼は「えりぴよさんが松村さんでよかったです。大好きです!可愛い!」と短い時間に松村への思いを込めた。

これに対し松村は「見た目のことしか言うてへんかって」と豊田に対し苦言を呈した。

舞台挨拶の終盤、松村沙友里は「今日も本当にたくさんの方に見に来ていただいて本当にうれしい気持ちと、皆さんも感じていただけたかと思いますが推しへの強い「愛」、この場にいる皆さんにも推しがいて…」と語りながら涙ぐむ様子を見せ、最後に「是非この作品も推していただいて、皆さんの力でいっぱいいっぱい盛り上げてもらえたら嬉しいです。一緒に推し活しましょう!」と、松村が演じたえりぴよらしさ溢れるコメントで締めくくった。

他の出演者が退場した後、1人残ったジャンボたかおは「たった今仕入れた情報です。松村沙友里、家族で一番食べない方!」という松村家の秘密を明かし、舞台挨拶を締めくくった。

©平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」制作委員会
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記事:鹿野七々華

写真:優斗

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